精子提供ボランティア つむぎ
精子提供を必要とする方にドナー活動を行う国立大卒の医師です
当精子提供ボランティア活動について-活動の概略と指針
精子提供 ボランティア つむぎのホームページをご覧いただきありがとうございます。2018年末から精子ドナー活動をはじめ、現在は医師として東京都内を中心に首都圏で無償の精子提供活動を行っています。挙児を希望される方が母となり、幸せな家庭を築くという目標を達成する助けになることを活動指針としています。
夫婦関係において男性不妊は稀なことではありません。同性間でのパートナー関係をもつのも正常なことです。FTMで挙児を希望する人、選択的に単身での子育てを望む方もいます。そして既に妊活に取り組まれている方や、これから始められる方、いろいろな事情を抱えつつ子を持つ目標に向かっている方がおられると思います。
しかし赤ちゃんを望んでも国内の事情や地域柄というものがあって、適切で身近な精子ドナーや精子バンクはなかなか見つからないのではないでしょうか。産婦人科学会の見解でも提供精子の利用はあくまで法的に婚姻した夫婦に対し医療行為としてのみ実施され、そこから外れた需要はあまり顧みられません(提供精子を用いた人工受精に関する見解/日本産婦人科学会、倫理に関する見解一覧より)。日本のように良くも悪くも保守的な社会では、精子提供は理解を得にくいのが現状です。
ニーズがありつつも提供精子へのアクセスが限られる現状を踏まえ、東京を中心とした個人での精子提供ボランティア活動でではありますが地域で赤ちゃんを希望される全ての方のお悩みに応える形でお役に立てればと思います。挙児を希望する方の権利が尊重されることを祈って活動を行っております。
本ボランティアにおける精子ドナーのプロフィールついては下段の「このボランティア活動を行っている精子ドナーについて」及び「精子提供者のプロフィール」に極力詳しく記載しています。提供の希望がある場合には「精子提供までの流れ」をご確認の上お問い合わせをフォームないし記載のメールアドレスより承っています。これまでは生理周期を考慮して平均月数人程度の方に提供し、順当な成功率で懐妊・出産の報告が得られています。
また本活動の精子ドナーは子孫に対して遅くとも成人した時点で情報開示することを基本的な前提としています。ブログ内記事「出自を知る権利について」の記載を指針としています。関心のある方はご一読いただければと思います。
ドナー自身は極力つまびらかに自分自身の身体や人間性、能力にかかわる情報を開示して活動に臨んでおります。純粋な医療の文脈としての精子提供では産まれてくる命がどのようなものであっても尊重されるよう提供者を選別することはできません。しかし現実の生命の営みにおいては人間に限らず親子の関係とは常に互いの希望のせめぎあいであり、親にとって子を設けるという行為は両親の希望を子に託すことでもあります。
相談者と提供者が互いの人となりを理解し、その上で期待しうる子孫について納得した上での挙児であれば倫理的にもより健全な精子提供でしょう。それは人と人とに自然な信頼関係の結果でもあります。それゆえに本提供者はあくまで主体的に活動を立ち上げ、医療としての文脈に必ずしも頼らず一人の人間として相談者と関わっています。このような考えに賛同いただける方であれば互いに生産的なかかわりができるものと信じています。
このボランティア活動を行っている精子ドナーについて
本サイトを運営している精子ドナーは国立大卒の医師です。健康で本人や兄弟、父母、祖父母に遺伝病や精神疾患、糖尿病や高血圧といった遺伝要素のかかわる生活習慣病はありません。性感染症もありません。またタバコは吸いません。お酒も付き合いでたまに飲む程度です。
年齢面ではある程度実績のある精子提供者としては三十路を回った程度で比較的若い上、身長は180㎝以上と日本人としては高身長です。身体能力も高く、登山などアウトドアを趣味としています。性格的にはまじめで責任感が強く、温和です。血液型はAB型です。
学業の面では、帰国子女として海外から医学を志して現役で偏差値70以上の大学に複数合格し、医師免許を取得しています。
本来は文系分野が好きな人間で十代のころから英語を含めて4か国語を使い、3か国語で会話できます。一方でさほど好きでもなかった理系の勉強でも意思を固めてからは数か月程度の努力で医学部に合格しています。優れた指導者や友人に恵まれ、まだまだ若輩ながらさまざまな人生のハードルを高い水準でクリアしてきました。
また、先祖に国外出身者はおりません。特に名家というわけでもないですが江戸時代まで戸籍を辿ることができ、出自としてもあいまいな点はありません。
不遜な言い方かもしれませんが強健で、知能・体格ともに平均的な日本人より優れ、精子の品質も良いといえる精子提供者の一人かと思います。健康で才能ある子孫を十分期待できるところですので、挙児という本質的な営みに加えてお子様に将来の希望を持ちたい考えがあれば微力ではありますがお役に立てるかと思います。
ドナーのさらに詳細なプロフィールにご興味をお持ちいただけた場合、下のボタンをクリックするかメニューから「精子提供者のプロフィール」をご覧ください。精液や性感染症の検査結果、経歴や資格についての情報もこちらに掲載しています。精子提供の具体的なプロセスについては「精子提供までの流れ」に詳しく記載しています。子孫に対する個人情報の開示に関するポリシーなど精子ドナー個人の提供に向けた考えや妊活に有益と考えられる情報については「つむぎのブログ」にてより詳しく記載しています。