少し話題の時期を逃してしまいましたが、マスコミでも話題になったのでちょっと触れてみたいと思います。

人間はとても複雑な生き物なので、性的な傾向も人によって様々となります。

まず、体のつくりとしての男女の違いは遺伝や胎児期に男性ホルモンにどれだけ触れたかで決まってきます(だから、遺伝的には女の子でも胎児期に男性ホルモンが多いと男の子の見た目になったり、男の子でも女の子の見た目になったりします)。

同様のことが脳のつくりにも言えます。ホルモンの作用で脳の性が体の性とは違ってしまうことがあり、間違った体に生まれてきた、といったことを感じられるようです。こういった人をtransgenderと表現します。

性的指向も、女の子で脳の視床下核という場所に男性ホルモンの作用が多いとlesbian、男の子で男性ホルモンの作用が少ないとgayになるということが言われています。

こういったことは異常ではなく、どの国でも少なくとも全人口の5から10%の人が持っているものです。あいまいな例を含めるともっと多くなり、社会に当たり前に存在しているのです。治療が必要なものでは全くありません。

そういった前提のもとに社会の側としても、LGBTの方も自然に暮らせる形を目指すことが大事に思います。

当サイトは赤ちゃんを希望する同性愛、トランスジェンダーの方を支援する、という意思も込めてボランティア活動をしております。

 
 

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